●1947年
国連のパレスチナ分割決議案
●1948年5月14日
イギリスの委任統治終了。同日イスラエル独立宣言。
5月15日
アラブ6ヶ国(エジプト・シリア・トランスヨルダン・レバノン・イラク)の軍隊がイスラエルに侵攻。第一次中東戦争開始。
●1949年1月~7月
イスラエル、イラク以外のアラブ諸国と休戦協定締結(イスラエル側の勝利)。
5月14日
イスラエル、国連の正式加盟国となる。
●1948~51年
ヨーロッパ及びアラブ諸国からの大量のユダヤ移民がやって来る(独立以降1951年までに68万4000人)。
●1956年
カフム・カシム村でパレスチナ人虐殺事件起こる。
第二次中東戦争勃発(スエズ危機/スエズ戦争)。
●1961年
独立以来のユダヤ移民の累積数が100万人を超える。
●1962年
アルゼンチンで捕まったアドルフ・アイヒマン、ホロコーストの責任を問われ死刑(イスラエル唯一の死刑判決)。
●1964年
PLO(パレスチナ解放機構)創設。
●1967年
第三次中東戦争勃発(6日戦争)。イスラエル側の圧倒的勝利。占領地への「入植」活動を開始。国連安保理、イスラエルに対し即時撤退を勧告。
●1968年
パレスチナゲリラ、イスラエル機をハイジャック。OPEC結成。
●1970年
ヨルダン内戦勃発。PLO、本拠をレバノンに移す。
●1973年
第四次中東戦争勃発(ヨム・キプール戦争)。アラブ諸国は石油ショックののち、中東和平交渉にもちこみ、アラブの威信を回復した。
●1974年
国連、総会でパレスチナ人の民族的自決権承認。
アラブ首脳会議と国連総会、PLOがパレスチナ人の代表であることを承認。アラファトPLO議長、国連総会で演説。
●1975年
イスラエル、ECの准加盟国となる。
スエズ運河、8年ぶりに再開。
●1977年
イスラエル、右派のリクード政権が成立し、30年間にわたる労働党支配が終わる。
●1978年
イスラエル、レバノンに侵攻。
エジプトのサダト大統領、聖地エルサレムを訪問。
アメリカのキャンプ・デービッドでエジプトとイスラエルの間で和平の基本的合意成立。
アラブ諸国、エジプトと断交。
●1979年
エジプト、単独でイスラエルとの平和条約に調印。
●1980年
イスラエル、エジプトと国交樹立。
●1981年
エジプトのサダト大統領暗殺される。
イスラエル、ゴラン高原の併合を宣言。イスラエル軍、イラクの原子炉を空爆。
●1982年
イスラエル、シナイ半島から撤退。
イスラエル、レバノン南部を占領。パレスチナ難民虐殺事件発生。PLO、ベイルートから撤退し本部をチュニスに移す。
●1984年
イスラエル、リクードと労働党の連立内閣成立。
●1987年
イスラエル占領地の西岸地区とガザ地区でインティファーダ(反イスラエル闘争)が始まる。
●1988年
ヨルダン、ヨルダン川西岸とガザ地区の統治権を放棄。
●1989年
ソ連からイスラエルへの大量移民始まる。
●1991年
湾岸戦争勃発。アメリカの制止により、イスラエル軍参戦せず。
●1992年
イスラエル、中国・インド両国と国交樹立。労働党政権成立。
●1993年
イスラエルとPLO、和平条約調印。ガザとエリコのパレスチナ自治区が容認。
●1994年
ガザおよびエリコ地区でパレスチナ人による自治が始まる。
イスラエル、ローマ教皇庁と国交を樹立。イスラエルとヨルダン、平和条約に調印。
イスラエルのイツハク・ラビンとシモン・ペレス、PLOのアラファト、ノーベル平和賞を受賞。
ユダヤ人過激派によるヘブロン虐殺事件発生。
●1995年
パレスチナ自治拡大協定調印。
和平推進のラビン首相、極右ユダヤ青年に暗殺される。和平プロセス停滞。
●1996年
イスラエルに対するイスラム原理主義者のテロ激化。
イスラエル、「怒りの葡萄」作戦発動(「ヒズボラ」のイスラエル北部へのテロに反撃)。
イスラエル、総選挙によりリクード政権が成立。ネタニヤフ、イスラエル首相に就任。
●1997年
イスラエル軍、ヘブロンに再展開。
イスラエル、東エルサレムに新たな入植を開始。